ご挨拶が1日遅れてしまいましたが、昨日を持ちまして当サイト17周年を迎えました。
17年というと…生まれた子が高校生になってしまうような年月でありまして。
そう考えてみると、とんでもない長い期間このサイトをやって来ているなあと実感します。

毎年この日を迎えるたび、感じることはさほど変化はありません。
5年目であっても10年目であっても思うことは、これまで関わって下さった皆様への感謝だけです。
二次創作サイト・所謂ファンサイトでもありますので、源となる「遙かなる時空の中で」というタイトルへの深い想いも当然あります。
17年間の中でシリーズはどんどん先に進んで行きながらも、やっぱり最初に出会ったこの「無印」が私は一番大好きで。
意外にもその気持ちは衰えることなく、17年もこのサイトを自分の萌え吐き出し場所(笑)として続けてきました。

しかし長く続けていると、思いも寄らない出来事に遭遇したりするものです。
テレビアニメになったり劇場アニメになったり、PS2でリメイク版の八葉抄が出たり舞一夜が出たり。
突然ソシャゲで100遙が始まったり、それが終わったら突然VitaでUltimateが発売されたりと、動いていないようで結構動いている…(笑)。
あくまでも殆どがリメイクでありますけれど、こういうことに立ち会うたび「まだ彼らは元気なんだな」とちょっと嬉しくなります。

サイトにお越し頂いている方々の顔ぶれも、今と17年前とはかなり変わったかと思います。
今では当サイトのメインにもなっている橘家や、Dr.橘とナースあかね、JADEの二人…。
元はといえばこれらは、サイトにお越し頂いた方のリクエストから生まれた設定でした。
ですので、このサイトは私だけのサイトではなくて、私と同じように友あかが好きな遙かスキーな神子様がいてこその現在なのです。
もうこちらには通われていない方も多いかと思いますが、たくさんの楽しい機会を与えて頂いた皆様には本当に感謝しています。
そして、もちろん今ここに足を運んで頂いている皆様にも、言葉では表せないほどの感謝の気持ちをいつも抱いております。
なかなか更新ペースが上がらない中での暖かいコメントやたくさんの拍手のひとつひとつは、私にとって宝物みたいなものです。
そんな風にして出来上がった作品が、どこまで皆さんに楽しんでいただけているか分かりませんが、ひとつでも楽しめる作品が見つかれば嬉しい限りです。

と、かなり長々と書いてしまいました。
長いお話をする校長先生は嫌われがちなので、私もこの辺で〆たいと思います(笑)。
最後に、大好きな宮沢賢治の文を。この最後の一文が、私の気持ちです。


●宮沢賢治『注文の多い料理店:序』


17年間ありがとうございました。新しい18年目も、どうぞよろしくお願い致します。




-----------------------春日 恵 2018