2019年3月28日をもちまして、当サイト18周年を迎えました。
既に28日を過ぎておりますので、19年目に突入しております。
19年…!19年ですってよ奥さん!
数日後には新元号が発表され、5月からは新しい元号に変わるというこの2019年。
ふたつの元号を跨ぐことになってしまったのですね…自分でもびっくりです。

毎年の事になりますが、これまで当サイトにお越し頂いた皆様、お付き合い頂いた皆様、本当にありがとうございました。
自分の妄想を形にしているだけの二次創作サイトですが、ここを運営しているおかげで同じ趣味の方に巡り会うことができました。
今でもそんな巡り会いが度々あり、続けていて良かったと思いつつ、このサイトが自分にとって大切なものだと改めて感じます。
しかし、19年目に突入したということは次は20年目がやって来るということ。
一体どこまで続けていけるのか、自分でも全く見通しが立ちません。
っていうか、辞める日がいつか来るんでしょうかね…?ここまで長くなると、そういうラストもピンと来ません。


少し前にラジオで、みうらじゅん氏が話していたのですが。
若い頃は「KEEP ON ROCK'N ROLL!」とか言って世間に抗うことも出来るけど、年を取るとそう言ってられなくなる。
ROCK'N ROLL!という反骨精神より、KEEP ON=それを続けるという方が実はすごいことで、難しいことなんじゃないかと。
それを日本語に当てると「またやってる」から「まだやってる」に変わることなんじゃないかと。
でも、「また」から「まだ」になると意味も変わって来るので
-----とかなんとか、そういう話だったんですが。

聞いていて「ああなるほどそうだなー」と思ってしまったのです。
私は全然そんな意識もなく19年目を迎えてしまいましたが、逆にそれもまた凄いんじゃないかなって。
別に自分を讃えているわけではないんですけど、客観的に見たら19年過ぎて「まだ」続けてるって…いやいやこれって相当突き抜けちゃってますよね(笑)
冷静に考えたら簡単に出来ることじゃないですよねえ。
コミケとかで古いジャンルを今でも続けているサークルさんを結構見かけます。
数は減ったから見逃してしまうくらい数は少ないけど、その中でずっとひとつのジャンルを追い続けてるって凄いですし、そこまで好きになれるジャンルに巡り会えているのも凄いし羨ましいと思うのです。
まあ私自身はそんな大層なものではないですが、19年も好きでいられるジャンルやCPに出会えたのは同じ。
おかげでこうして今も、ささやかながら楽しい交流や出会いに遭遇することもできるので、「遙か」に出会えて、このサイトを始めて良かったと本当に思っています。


そういうわけで19年目がスタート致しましたが、これからも「まだやってる」と思われるように細々とですが頑張って参ります(笑)。
そして、「まだやってる」ではなく
「まだやっていてくれた」と思われるような出会いが今後も訪れますようにと祈りつつ。

心から皆様への感謝を。
次の元号も、どうぞよろしくお願い致します。


2019.03.29 「右近の桜・左近の橘」 春日 恵